ウォン・ギョンソン<元敬善>(1914-2012)さん

「韓国有機農業の父」、1914年に平安南道中和郡(現在の北朝鮮)の農家に生まれ、父の死後16歳から農業を受け継ぐが、1931年に神と出会い伝道を志す。
印刷や土建を経て、朝鮮戦争後の1953年に京畿道富川市 に農業をしながら自給伝道を志し、飢えた人も孤児も子を失った高齢者も、皆が一緒に生きていかなければ」とプルム農園生活共同体 (3.3ha)を運営する(「プルム」とは鍛冶屋が空気を吹き込む道具「ふいご」の事)。小谷純一(1910-2004) 氏が書いた有機農法に関する記事を読んで、彼を1975年に韓国に招いた。小谷氏は「日本は韓国人に対して大きな罪を犯した。罪滅ぼしに心からお願いしたい。
肥料と農薬で育てた農産物は全ての生命を殺す。どうかそういう農業はやめてほしい」と話した。小谷氏に共感した元さんは1976年に京畿道揚州市に農場を移転し、「命を大切に」という精神で、韓国で初めて化学肥料と除草剤を使わない韓国初の有機農業従事者団体「正農会」を発足させる。海外伝道や環境平和活動にも努め、中国、エチオピア、モンゴル等に出かける。
有機農法を通じ、環境保護に貢献した功績が認められ、緑色人賞(1992年)、国連グローバル500賞(95年)、国民勲章冬柏章(97年)、仁 村賞(98年)などを受賞する。2004 年には忠清北道槐山郡にプ ルム農園生活共同体を移転し、農場周辺に「平和園共同体」を設置し、生涯を通じた共同体運動を続けた。
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